卒業式までの日々は
あっとゆう間に
過ぎていった。


卒業式の日、
ひめのおばさんに
お願いがあって早く
ひめの家に行った。


「おばさん、俺、ひめと
付き合ってるんだ。」

おばさんは知ってるかも
しれなかったけど
俺から言いたかった。

“雅紀クンのお陰で姫奈、
毎日楽しそうだわ。”

「春から俺の家で同棲
させてください。」

“うちの子は何て
言ってるの?”

驚かせたかったから
まだ言ってない。

先におばさんに
伝えたかった。


ひめのおばさんは
“姫奈がしたいって言う
なら反対はしないわ。
ただし、ちゃんと
守ってあげてよ?”と
言ってくれた。

「わかってます!」


おばさんが認めてくれて
嬉しかった。