「ハァッ!ハァッ!」 扉を開けた彼は膝に手を置いて息を切らしている。 「市原やん!何してるん?! あんた女子達に誘われて歓迎会行ってたんやろっ?」 「ハァ・・・逃げてきたんや」 流花の問いに苦しそうに答える市原君。 「逃げたぁ?!何で?」 「確かめたかったんや。」 そう言うと市原君は私の座ってる机の前まで近寄ってきた。 「お前っ紗裕やろ?! 俺や!!礼二や!」 私の肩に手を置いておもいっきり揺さぶりながら必死に訴えてくる。