「俺たちの声聞こえないのかな? それとも眠りながらも、ちゃんと 会話は聞いてたりするのかな?」 「どうなんだろうな?もしかしたら俺達 下山の夢の中で話してたりしているのかも しれないな」 「下山、お前の好きなカラスミと日本酒 持って来たんだぞ。お前が目を覚まさないと 俺達、酒盛りも出来ないじゃないか。 いい加減、起きてくれよ」