私は白いキャミソールと ショーツの姿で うつ伏せに眠っていた。 腰の辺りを撫ぜられた 感触に私の意識は 少しずつ眠りから 現実へと移り変わって行く。 誰かの手が私のショーツを 掴んでゆっくりと 引き下ろしている。 夢うつつの頭で 私はその手が大希(ひろき) だということを思い出す。