- 作品番号
- 323933
- 最終更新
- 2009/10/06
- 総文字数
-
16,840
- ページ数
-
26ページ
- ステータス
-
完結
- PV数
- 2,065
- いいね数
- 0
俺に死にたいと言ったあいつはいつも、
空ばかり見ていた。
この作品のレビュー
2013/03/20 22:05
あのそらまで
ほら、みていて
ぼくのつばさは風になる
(ほっこり、と胸があたたまる作品。優しくて、すかっとします。私は悲しくはなかった。ただ、ようくやったな、といえるような死なのです。不謹慎でしょうか。でも、そうなのです。とてもあたたかい)
ほら、みていて
ぼくのつばさは風になる
(ほっこり、と胸があたたまる作品。優しくて、すかっとします。私は悲しくはなかった。ただ、ようくやったな、といえるような死なのです。不謹慎でしょうか。でも、そうなのです。とてもあたたかい)
2012/07/31 05:16
ネタバレ
たしかに、大切だった。
空を見上げて、儚げに笑う。
遠回しな言葉に気付かない馬鹿は、やっぱり、死にたいのだと言った。
*
親密な仲でなければ、友達や同級生と言える関係でもない二人。
イカロスと太陽。
そう彼は喩えたけれど。
イカロスは、焼け落ちる事なく飛んだ。
高すぎる空へ、行ってしまった。
*
じんわりと目頭が熱くなる。
何とも言えない痛みが押し寄せる。
けれど、温かい。そんな作品です。
ぜひご一読を。
この作品の感想ノート
涙出ました。
心温まる物語をありがとうございました。
2010/05/04 00:44