話しが終わると、私はcafeを出て、学校へ向かった。


結構余裕を持って家を出たから、まだ時間はある。


私は学校に着くと、教室に行った。


まだ誰も居ない静かな教室。


私は自分の席に座った。

何故かまだ実感が無い。

付き合うと、『やった〜♪』とか、『嬉しい♪』とか思うのを想像していたが実際はそうじゃなくて、何だか不安になる感じ。


普通はどうなのかな?


人と付き合ったことが無い私には、その答えが全く分からない。


でも、後悔はしたくない。


私は舞斗を忘れる。


もう思い出したりしない。


振り返ったりしない。


――――――――――絶対に…。


私は、高杉龍介と交際を始めた。