隙さいあればキスだ。
「チェックアウトしたいんですけど。」
「はい。……ＰａＩｒのカナタ君ですよね？」
バレてんじゃん……
あたしは奏汰の傍に居なかったからバレていない。
「はい。」
「ＰａＩｒのファンなんです!!応援してます!!レイちゃんにも頑張って下さいって伝えて下さい!!」
あはっ♪
レイちゃん居ますよ？
「玲～!!レイのファン居るよ～」
げっ……
隠れてたのに……
「ありがとうございます!!とっても嬉しいです。」
「レイちゃん可愛い～～!!!」
「そんな……ありがとう。」
受付の人達がきゃーきゃー騒いでる。
「あの!!付き合ってるって本当ですか!?」
おぉ!!
それを聞く勇気がすごいと思います!!
