放課後、自宅近くの公園。 子供の頃はしょっちゅうココで遊んでいたっけ。 そんなことを思いながら、映樹は遊具の辺りをプラプラ歩いてみる。 早苗は黙ってついてくる。 さて、どうしよう。 覚悟なら決まった。 ただ、恥ずかしい。 なるべく人の少ない所が…。 そう思ってたどり着いたのは、よくかくれんぼしていた植え込みの側だった。