「…りさき きょうです」 あっ。 ちゃんと女の子。 「よろしくお願いします」 彼女は礼儀正しく頭を下げ挨拶をした。 なんか、森で会ったときと印象違くないか…? あの時は凄い……なんていうか餓鬼?? なのに今のあいつはまるで優等生みたい… 「じゃあ、前の席座って。多分、そのうち教科書類が届くだろうから。」 届かなかったら困るから!! 俺の席は追いやられた廊下側のはじ。 まぁ、接点もないだろうし関係ないけどな。