それに驚いた私は体がよろっとして… 足がもつれて… ゴンっ と床にオデコが!!と思った時には…私の目の前が真っ白になった。 次に気が付いたのは… ふかふかのベッドの上。 消毒液の匂いのする保健室だった。 「さぁちゃん!!!」 目をパチパチしてその声の人を見る… 「ケンちゃん…私…」 「オデコぶつけちゃって、意識飛ばしたから俺運んだの 大丈夫?」 私のオデコを優しく撫でてくれた。 はぁ…ホント私って… オデコぶつけて失神って!!