ガラッ

教室のドアが開いて
担任の先生っぽい人がきた。


「席着けー」


美鈴がちょうど松崎のことを
話し終わったとこだった。


「あっ、じゃあね」

「うん!ありがと」


美鈴にお礼を言って
自分の席に着いた。


「俺はこのクラスの担任の、」


先生が自己紹介を始めた。

なんか50歳ぐらいの
臭そうなオッサン先生。

好きなアニメとか
どうでもいいことまで
紹介しはじめた。


「はぁー」


ヒマになったあたしは
隣りに寝てる松崎を見る。

キレイな寝顔・・・。


あたしはさっき美鈴に
言われたことを思い出した。