『ーさてと、帰ろっか』 少しの間に、真っ暗になってしまった。 ー早く帰らないと 「ガサガサッ」 『!?』 「ガサッ…」 どこからか音がした。 周りは茂みだらけだからどこで鳴ったのか よくわからない。 『誰か、いるの…?』 あたしは耳を澄ませた。 しかし、辺りは物音一つしなくなっていた。 嫌な汗が首筋をつたう 「ギャァァーッ!」 『きゃああああっ!?』 辺りは真っ暗になった。