どうしても離れてくれない。 恋しくて 恋しくて… まるで古いドラマみたいに、自分が深い闇の中に落ちていく。 あぁ、それも仕方のないことなのかも知れない。 だって名前が“月”なんだから。 月は暗闇でしか輝くことができないんだ。 きっと今自分の表面がキラキラと輝いているのは、本当の自分じゃないから。 つまり、自分の陰に居る自分だからこそ輝ける。 そしたら、王子なんてただの形だけのもの。 単なるはりぼてなんだ…。