運命~ダイスキな君へ~

イチゴ・・・・・。







「・・・なぁ。これ渡してきた奴・・・。どんな人だった?」








「えーっとですね。小柄で、先輩と同じ3年で、イチゴのシュシュを手につけてました!・・・あ。確かカバンに名前が・・・・。えーーーっと確か・・・」








俺は後輩の言葉に集中した。











「“中宮”って書いてありました」








俺はその言葉で走り出した。