今、何て、言ったの!? あたしの瞳に映るこの綺麗過ぎる顔をした男は自分がどれだけ衝撃的な発言をしたか全く気に留めてないみたいで僅かにも表情を崩さない。位置づく全ての要素が非の打ちどころのない美形なのにこの横柄さはどうにかならないのか。 あたしはようやくその長い指先を頬から振り解いてクラクラしそうな頭を軽く振る。 「あ、天咲さんっっ!!」 精一杯の声は上づり方が半端ないかもしれない。