「はぁ~★今日も疲れたぁ…」

藍原 夢々(15歳)
高校1年生★

今は塾帰り!

私は腕時計で、時間を確認した…

「えっ!?もうこんな時間!?」

今の時刻、10時53分。

「やば…っ!」

私は、近道を通る事にした。

あれ?なんか…人の声?みたいなのがきこえる…

バキッ…バキッ…

え?
私が見たもの。それは、ヤンキー数人に1人の男の人。
かなりボコボコに殴られている。

ど…どうしよう…。

1人のヤンキーが、

「ちゃんとけじめつけろよっ!!」

と、いった。
多分ボスだろう人物。

そしてそのボスは、私に近付く。

「そこでみてて楽しいかぁ!?」

やだっ!こゎぃっ!!

「ご…め…なさっ…」
咄嗟に出てきた言葉。

「ふーん?顔は可愛いじゃん。」

へ?

「あ…ありがとうございます…」

「…ぶっ!!」
いきなり笑われた。