しゃくしゃくと音をたてて口いっぱいに詰め込んだ氷を噛み締める。 あ、っどうしよ… 冷たすぎる(涙) いまさらながらに後悔。 キーンと貫くような冷たさに頭を痛めていると、笑い声がした。 「はははっお前、相変わらずマヌケだなぁ?」 笑われて悔しい、恥ずかしい気持ち半分、笑顔が見られてうれしい気持ち半分。 あたしやばいかも。 自分が思っていた以上にあたしは彼にぞっこんみたいです…。