「綾部紗月!!!!
俺様が、迎えにきてやったぞ。」
ドアを壊すいきおいで、
やってきた龍遜寺弟。
もぅ勝手に名前をつけてしまったぜ、、、
「早くしろ。」
『・・・・はい。』
龍遜寺弟に呼ばれ、
廊下にでる。
「いいか、
時間がない。
走るぞ。」
龍遜寺弟はそういうと、
私の腕を掴み、
凄い勢いで走り出した。
し・・・死ぬ。
+++龍遜寺弟の部屋+++
「よし。
では、入れ。」
龍遜寺弟が、
扉を開く。
中には、
真中に花瓶がおいてある、
大きな丸い机。
その後ろに
六つの大きな、
校長室にもあった
椅子がおいてあった。
そして、
真中のひとつの椅子を除いて、
五つの席にイケメン男子が座っていた。
私が、部屋に入ると、
キィィと扉が閉まり
バタンッと音を立てて閉じた。
《ようこそ、
我らKingの館へ。》
六人の声が重なる。

