中庭に辿りついた私の足は、ピタッと止まった。 「…どうしよう……」 今更、一人で突っ走ってきたことを少し後悔する。 「…あそこの角を曲がれば……いるんだ…」 …ドクン…ドクン… 今朝の夢を見たときと同じ…ものすごく緊張している自分の心臓…。 これは…『恐怖』だ。 もう死んでいたら…、私は初めて死体というものを見ることになる。 頭から落ちていたから…もしかして頭は潰れてる? 血まみれ? ぐちゃぐちゃ…? 生きているなら…どうすればいい…?