毎年、特等席で観れる。
スポンサーだから。


「はぁぁぁあ…コレが花火かぁ…誠に美しい。」


花火を見つめる貴方の横顔も美しいけど?



「奈々芽…惚れたでしょ?」


おばあちゃまが耳打ちしてきた。


「////多分…」


おばあちゃまとおじいちゃまは恋愛結婚だ。
両親は見合い。
私は恋愛結婚したいけど…恋愛経験0
このままじゃ見合いの確率が高いかも。


「奈々芽、厠に行きたいのだが…どうしよう?」


おじいちゃまに連れていってもらった。


「後悔はしないで…住む世界が違う者との恋愛は辛いよ?」


苦笑いをしたおばぁちゃま。