「何が?沖田さん、奈々芽の事を守ってね♪勉強しか知らない子だから」



その時だった。



“ドーン”


隣町の川岸で花火大会が始まった。


「今日だったっけ?花火大会?」


毎年TVで放送されるくらい盛大にやるこの大会。



毎年おじいちゃまとおばあちゃまと3人で行っていた。



「さてと、始まったから行きましょうか?」


と、おばあちゃまが言った。


「何処にですか?戦が始まったんですか?参戦致しますが?」


……。


「あははははは…沖田さんの時代は花火は無いの?」

「花火とわ…?」


百聞は一見に如かず。




いざ、出陣♪