「お母…さん…」


久し振りに見る両親の顔。


「ごきげんよう…奈々芽さん」


「奈々芽?直ぐ済むからソファーに座ってて♪」


頷き座った。


「お母さん!!直ぐには済まないの…丁度良く奈々芽が居るんだから決めていただきます。私の主人を跡目に「それは奈々芽がチャント大学を出て一人前の医師になったら決めます。それと、今のあなた達には継がせたくはないは…ちょっと頭冷やしなさい」



「ちょっとお母さん、どう言う事でしょうか?」


「解らないんだったら…未々ね。人を助ける仕事に携わってるのに解らないわけ無いわよね…康則さん?」


おばあちゃま…コワッ!!