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「要、お前彼氏とかいんの?」
「・・・それってイヤミでしょ」
比呂也君は「ハハハ」ってさわやかに笑った(否定シロヨ!)
新垣 比呂也(アラガキ ヒロヤ) 19歳
家が近所の幼なじみ
生まれた時からの付き合いで、特に私のママという人が私を生んで半年後に亡くなってからは、比呂也君のママが何かと世話をやいてくれたので、新垣家は第2の家のようなもの
比呂也君は家族の少ない私にとって兄のような存在でいつも私の前を歩いていて
私は比呂也君の背中をいつも探して追い掛けてた



