「ちぇっ」


恵は軽く舌打ちをして


「・・・もっかい神様に頼んでこようかな〜」



焦った要に制止されていた



「もーメグミ〜いいかげんにしてー!」






なぁ 要




神様に祈願した内容って


他言すると効果薄れるって聞いた事ないか?





だから俺の願い事は秘密だ






でも ちゃんと願っておいたよ




お前と宝が


偏見や見えない壁に阻まれる事なく



二人の道をまっすぐ進んでいけますように・・・



ってな




俺はいつだって


要の幸せを願っているから………






★END★