「見るな 減る!」 宝が独占欲むき出しで要の前に立ちはだかり 恵も 「ナナちゃん いやらしい目で見られてるよ 公衆猥褻だよ!」 とかなんとか ガキめ 俺は相変わらずの双子の反応を無視して要の手を取った 「早く神社に行こう」 もはや俺の視界には要しか入っていない 「触るな!」 「ナナちゃん逃げてーっ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 車の席は 当然、運転席に俺として 助手席に何故か宝・・・ 後部座席に要と恵というおかしな事になった