(3917 3919 3923 3929 3931 3943 3947 3967 3989 4001 4003 ・・・・・・・・)
(早く・・・あのコに会いたい・・・)
(かわいい声で・・温かい手で終わりを告げてくれる・・・)
「・・・・・・・・・・」
しばらくして耳を済ませると
・・・・・・終わってる
膝を抱えていた手をゆっくり離すと
汗をかいていたようで熱が逃げていく
強く握り締めていたようで開く指がぎこちない
体が自由になると途端に小刻みに震えだした
それでも
その手で まさぐり
暗闇の中
ソーッと戸を引いた