双子フタゴ愛アイ




「また今度会う時は素の要を見たいな・・・」



「え!?」



聞き返す私に



「もちろん、ただの幼なじみとして、会う時、な」


(比呂也君・・・)



「また俺と会ってくれる?」




私は首を縦にブンブンと振った



別れた後にそんな風に戻れるとは思ってなかったのに




涙を擦る私に




「ほら 来たぞ」



比呂也君が目をやった先には




私に駆け寄ってくる




タカラ






メグミ