双子フタゴ愛アイ




「要 元気ない声してんな?」



タカラに告白してから避けてた電話




比呂也君はそんな私に優しく気遣う




「あさってには休みに入るからそっちに帰るな?」



「ん・・・」


言葉少なに答える私に変わらず話しかけてくれる



「会える?」


(言わなきゃ・・)



「あの・・ね・・」



私は乾いた口を開く



「あさって・・・話したいコトがある・・・」



「・・・うん?」



「タカラと3人で・・話したい・・」




それを聞いた比呂也君はしばらくの沈黙の後


「・・・ふーん・・」



声の調子を変えた