双子フタゴ愛アイ




「・・・っ」



 熱い



「体よりも・・・」



タカラの視線が私に熱を持たせる




「ナナの心が・・・欲しい」





再び私の瞳を捕らえる








「なぁ?・・オレを好きだって言えよ・・・」






切ない瞳で私に訴える






「言ってくれたらオレ、何だってお前の為にやるから・・」



「比呂也に何回殴られても、親父に土下座しても、親戚中の非難浴びても構わない」




「お前が辛いならオレ一人で全部被るし・・・」





「最後には絶対オレを選んでよかったって言わせてみせる」




「それぐらい幸せにするって今、誓える」