「キレイだね・・・」 大迫力の花火に見とれていると 「もっと近くで見てェな」 タカラがそう言って 「あっちに座れそうなトコあったハズだけど・・・」 メグミが応える 「いこーぜ?」 いつの間にか私は両手を双子に引かれて小走りになっていた!! 「わっ!ぞうりだし走れないよ!」 双子はそんな私に 「早く早く!」 「ナナ転ぶなよ」 笑いながら声をかける だったら手を離せ!!!