「これつまらないものですが、俺と母から・・・」
比呂也君はそつなく挨拶をして持参したお見舞いの品物を差し出した
「いやいや、すまんね」
おじぃちゃんはありがたく受け取って
「しかし、君は医大に入ったと聞いたが・・・」
「はい 休みの日だけ実家に帰ってます」
「そうか・・・父親の後を継いだんだな」
そういった後、ふと呟いた
「苦労させられても父親は父親か・・・・・」
その時 比呂也君の口元から笑いがスゥっと引いていった
私は意味が分からなかったケド
おじぃちゃんは慌てて
「あ、いや、すまん」
と謝るし 何かまずいコトを言ったのかな?



