「返事くらいしなさいよね?ご飯持ってきてあげたんだから・・・」



文句を言う私に



「わりぃ、そこ置いといて」


そっけないタカラ





「後、はい 冷えピタ」





私の言葉にタカラはビクッと肩を揺らす



「アイツに聞いたのか?」



「はっきりとじゃないケド・・・」



タカラを上から覗き込む



・・・・想像通り



タカラの左頬は昨日のメグミよりもひどく腫れていた





比呂也君の言ってた『バカ正直なヤツ』って



「たぶんタカラだと思った」