双子フタゴ愛アイ




「おじぃちゃん具合どんな感じなのかな?」


タオルをたたみながら聞いた




「だいぶ良くなったみたい すぐ救急車呼んだのがよかったのね」


私のたたんだタオル なんかヨレヨレ




「明日みんなで行ったら おじぃちゃんもっと元気でると思うよ」


お母さんのたたんだタオルは端がピシッと揃ってる




「どうやら恵の家出も終わりみたいだし・・・ね」


その言葉に顔をあげるとお母さんが私を見ていた



ドキッ



「アイツなんか要に変なことしてないよね?」



その顔は至って真顔




い、言えない・・・