「結局ナナちゃん昨日一回も勝てなかったね」


メグミがクククと笑う


「・・・・うるさいっ」



メグミにからかわれながらもプレートのラップをはずして、サラダをつついていると、お母さんがリビングに乾いた洗濯物を持って入ってきた



お母さんが家にいるなんてめずらしい



「おはようお母さん」


「おはよう お寝坊さん!」



お母さんはニヤリと笑い洗濯物をたたみだした



うぅ恥ずかしい・・・



私は朝食をササッと口に入れプレートを片付けると



「・・・手伝います」



一緒に洗濯物をたたむ



メグミは約束があるようでそのまま出かけていった