双子フタゴ愛アイ



私がその話を聞こうと口を開きかけた時




目の前をよく見知った顔が通りすぎた





複数の中でも目立つキレイな顔




「メグミ?」




私の口からもれた言葉に茶色い頭は振り返り



イスに座ってる私と渡辺君を交互に見る



あ やば!



考えなしに名前を呼んだことに後悔する



「ナニしてんの?」



かわいい顔で微笑んで冷たいオーラ的なモノを出す



「カ カラオケ・・・」



なんでこんなに 追い詰められてる感じがするの?



比呂也君には申し訳ないとは思うけど・・・



メグミと来てるグループだって女の子いるジャン