その手には私のウサギのマスコット 「これなーんだ?」 河合君はニヤニヤ笑ってマスコットのヒモを持ちブラブラ見せ付けるように揺らした なんだじゃねー!? 「あのザコっ・・」 「うわ〜ウザっ」 タカラ君とメグミ君が口々に何か呟いて 「お前らガキのクセに生意気なんだよっ」 自分だって十分子供なのに河合君が怒鳴った 「・・・帰ろう」 私は2人の手を握った 「ナナ?」 「あれナナちゃんのでしょ?」 2人は驚いていたケド