比呂也君の車に乗るのは、これで何度目だっけ? そんな事を考えながら運転する彼を見ていた 「要 今日はすごくかわいいね」 チラッと視線をこちらに寄越して比呂也君がそういった 「ホント?」 頑張ってオシャレしたからすごいうれしいんだケド! 「ホント!びっくりした・・スゲーかわいくて」 比呂也君て・・・よく照れずにそんな事言えるなー 「・・・昔から比呂也君だけだよー・・私の事かわいいなんて言ってくれるのは・・」 うれしいんだけど、正当な評価ではない気がするなー 親の欲目みたいな