「新垣!判定どうだった?」



委員会で顔見知りの浅見に肩を叩かれる



そんなに親しかったか?



「まあまあかな・・・」



「お前医大受けるんだろ?頭いいとは聞いてたけどスゲーなっ」



この時期に人の進路に口を出すお前の方がスゲーよ・・・



「ところで・・・・」



来た 本題



「お前の幼馴染のカナメちゃん・・・紹介」

「浅見」



俺はニッコリ笑って毒づいた



「殺 さ れ た い の か?」



「新垣って・・・以外に怖い・・」



顔面蒼白の浅見は足早に去っていく




俺が今までどれだけ要を男の手から守ってきたと思ってるんだ




俺の怒りは収まらず




思いっきり


蹴った



廊下の壁から



白い土が剥がれ落ちた