「ナナちゃんさー?今日 宝と一日一緒だったんだってぇ?」



メグミの獲物を追い詰めるような口調



「う、うん 熱がすごかったから・・」



「ふーん・・宝にはやけに優しいジャン」



そ そうですか!?



「片一方だけひいきするのはよくないんじゃない?」


別にひいきとかしてるつもりはないケド



前にどっちか選べとか言ってなかったっけ?



私が釈然としないでいるとメグミが私の耳をカプッと噛んだ



「ヒャッ」



私が変な悲鳴をあげるとメグミは笑って起き上がり



「それで許したげる」