「ナナちゃん・・!」


突然メグミが悲痛な叫びをあげた





「違う・・匂いが・・する・・!」


ガクッと肩を落とすメグミ



「前の方がいいよな?甘くて」



2人して私に顔を近づけてクンクン匂いを嗅いでは文句を言い出す





「ちょっ・・やめっ」



なんでこんな時だけ 2人とも仲いいのー!?





このバカ犬ども!





私はザク切りキャベツ一玉分を皿に盛ってテーブルに

ドン



「食べな!」



「ちょっ・・ナナちゃん!」

「素キャベツ!?」




「量はあるケド・・」

「オレ等ウサギか!?」



犬だ