双子フタゴ愛アイ



そう思って通話を押した瞬間、タカラがバッて携帯をとって



「邪魔」

勝手に切った





そして私を見つめた


表情からタカラの困惑が見てとれる






次の瞬間タカラが私の肩を抱き寄せた



また!






「泣くなよ・・」



「・・・・・」




タカラが切なげに名前を呼ぶ




「ナナ・・」




やっと



涙が引いてきた







「・・タカラがいなくなったら・・・私寂しいよ・・」



これが素直な気持ち






「・・ヤバイ」


タカラはそうつぶやいてしばらく硬直



「・・お前が可愛いすぎて・・××××××」