考えながら 歩いていると すぐに校門に着いた。 しかしそこには なんだか大勢の 人影が見える。 何…? 「あなた、桜菜さん?」 「え、はい…」 ずらりと並んだ女子。 みんないつも野球部を 見に来てる子たちだ。 このかんじはわかる…。 中学の頃にも たまにあった。 「あんた…愁君と しゃべれるからって 調子乗ってない?」 …ほらね。