この空の下





ハッと気づくと
茜が心配そうに
オレを見ていた。





「どうしたの?
具合悪い?」

「茜…」

「んっ…」







オレは少し強引に
茜の唇を求めた。







いつもより長くて
深いキスを
何度も、何度も…。





こんなことしたって
別れが辛くなるだけだ
ってわかってる。





わかってるけど
止まらねえんだ。








気づくとオレは
茜をベッドに
押し倒して
スカートに手を
入れようとしていた。