「………」 …愁?? 愁は突然読むのをやめた。 そして急に原稿を ビリビリに破って しまったのだ。 途端にざわつく会場。 「僕… いや…オレは3年になり、 ある人に出会いました。 最初は、ただの クラスメートでした。 でも、その人の存在は オレの中でどんどん 大きくなっていった…」 愁はおもむろに 話し始める。 もしかして あたしの話…?