「オレ、あんたが
好きなんだ!
…と、思う//」
「ほ、ホントに…?」
「うそついて
どうすんだよ…//」
「だって…
マキちゃんのこととか、
大和君とのこととか、
崎美君あたしのことっ…
嫌いに、なっちゃった
の、かと…っ」
あたしが泣きながら
質問すると、
崎美君はキョロキョロと
目を動かした後、
そっとあたしを
抱きよせた。
「1年生とのことは
今日の試合前に
マキって人に聞いた。
全部1年が悪かったんだな。
勝手に怒っちまって
悪かった…。
大和のことも…
大和、あんたに
謝っといてくれ
って言ってた。
一方的にキス
しちまったからって…」

