『旦那、不便ねぇか?
大体は、ミオに聞いた。』

「ああ。今は、
混乱してて・・・。
ここが、・・・ホームか
アウェイかも分からない。」


キムは

俺が心を許す
数少ない人間と
なっていた。


片手で足りるかの
心許せる人間は、
今や、
片手に余る有様に
なってしまった。