悟志が帰った後、僕はもう1度、押し入れの中を確認した。



やっぱりいない。



次に僕は机の引き出しを開けた。



「あ…。」



すると、そこには確かに僕がさっき隠した血の付いたナイフがあった。



どういうことだ?



その時、



プルルルル…



突然、僕の携帯が鳴った。



悟志だった。