一樹がパックをゴミ箱まで投げる。外れた。
「返答は?」
「……了解。どう考えても、あんたと組んだ方が良さそうだ」
「そうだろう」
吟子が、誇らしげに含み笑いをする。
生意気な態度だが、あまり気にはならない。
「……もっと嬉しそうにしたらどうだ。
この私に、選ばれたのだぞ」
笑いも頷きもしない一樹に、吟子が不満そうに口を尖らせる。
「……そう言われてもな」
「私は、私の得た情報を共有したくて、お前と接触したんだ。
これは、賭けだった。
もしCPGの裏切り者がお前だったら、私はただちに抹殺されてしまうだろうからな……」
「何故、こんな危険を犯したんだ?」



