「ばーか」
倉本は、嘲るように舌を出した。
「これ以上CPGなんて必要ねえよ。君、何も考えてないん?
もし考えた上で言ってるんだとしたら、君は外道だね。もう一緒に仕事したくないなぁ」
「………やだなあ、先輩。いきなりそんな……」
「――何その間。君、今迷ったろ」
「迷ってませんよ。
それにCPGは、正義の味方じゃないですか。
悪い人間を始末してるんだから、当然ですよ。
現に、彼等がいなくなってしまったら、この国の平和は守られない。
そういうふうになってしまっている。
だから、そんな彼等を悪く言うなんて……」
「いるじゃん。言ってる奴等。世界中に。
……まったく、CPGを賛美してる上層部だって腹ん中じゃ何考えてるか分かったもんじゃねえよ。
だって、どんな事言ったって、CPGは人殺しじゃん。犯罪者じゃん。
今がどうとかじゃなくて、元々あいつらはそういう少年少女の集まりだったわけでしょ?」
「……じゃあ、先輩は彼等が嫌いなんですか?
先輩こそ、何考えてるか分からないじゃないですか!
大切にするべきだとか言っておきながら、そこまで彼等を侮辱するなんて……!」



