「時間?」 「ああ」 「残念」 理人が、不満そうに口を尖らせた。 「でも俺、行くのやだなー……。 教授って、ちょっと怖いんだもん」 「はは、まだ理人君はそんな事言ってんだ。 ちっちゃい頃から、ずっと言ってたよね」 工が、笑いながら理人の頭を軽く叩いた。 体格の良い彼の横にいると、小柄な理人がさらに小さく見える。